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参考資料を貼ります。
・昨年再来日し所沢で公開されたアメリカのプレーンズオブフェイム博物館の零戦五二型甲。
・零戦五二型甲と同時に展示された九九式二号二○粍固定機銃と三式十三粍固定機銃、零戦五二型乙と零戦五二型丙に搭載されていました。
・零戦五二型の甲乙丙の三タイプの搭載機銃の違いと装備位置と占有範囲を示した図。
零戦と同時期開発の陸軍の中島一式戦闘機「隼」が装備したホ103(12.7mm機銃)のマ弾(12.7mmの炸裂弾)によって攻撃され撃墜されたアメリカ軍機のパイロットから20mm機関砲弾でやられた20mm機関砲弾でやられたという報告が複数あがっており、それを考えると零戦も武装を13mm機銃に統一装備し海軍でも使われていた13mm(正確には13.2mm)機銃弾の炸裂弾を使えば射撃もしやすく装備弾数もたくさん搭載出来たのにと惜しまれます。
そういう細かな部分だけど戦いに勝つためには実は重要な部分に目を向ける軍の上層部は居なかったのでしょうね。
というか最前線で命を賭けて零戦で戦っていた坂井三郎氏たち零戦パイロットたちが望んでいたのにその要望を叶えてやれなかったのはやはり軍の上層部の責任でしょうね。
そこには零戦パイロットたちの命がかかった実際の実戦での使い勝手よりも、装備でも戦果でも何でもド派手なことだけを望みたがる軍の上層部の体質が見え隠れします。
いくらド派手に見せることが出来ても撃墜されればおしまいだし、戦死すればおしまいだし、負ければおしまいなのに、です。
軍の上層部の人間の頭の中に自分は最前線には行かないから…という考えが頭にあったのならそれは酷い話でしょうね。