• 761名無しさん
    2016/03/12(土) 23:52:09 ID:6TBoCKf6O
    ロッキードAH-56シャイアンは機関砲射手の座席がターンするようになっていてその座席の動いた方向に機関砲もターンして標的を狙う大掛かりな機構を搭載し機体最後部にもプッシャー式プロペラを備え最高速度の引き上げも狙った野心作ではありました。
    しかしたとえプッシャー式プロペラを付加したとしてもヘリコプターはヘリコプターであり最高速度が上がったとしても数十km/h程度の増加でしかなくヘリコプター然とした速度域から劇的に増速するわけもありませんでした。
    大掛かりな射撃管制機構と相俟って費用対効果にはかなりの疑問符が付くものだったことも否定出来ません。
    その実やはり現実的で耐久性信頼性が高くより効率的な射撃管制機構(射撃管制用ヘッドマウントディスプレイの一種で昔映画ブルーサンダーに出て来た機構とほぼ同じ機構)を搭載したマクダネル・ダグラスAH-64アパッチが採用される結果となり今に至っています。

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