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奥の方の船は戦時のため徴用された輸送船アトランティックコンベアではないかと思います。
戦時徴用輸送船アトランティックコンベアはハリアー戦闘攻撃機を梱包して運んだり進出先の航空基地の滑走路建設のための資材を運んだり高い貢献度を示していた船でした。
しかしアルゼンチン軍のフランス製対艦ミサイルエグゾセミサイルによる攻撃を受けて沈没しました。
進出先の航空基地の滑走路建設とはおかしな表現ですがこれはフォークランド諸島にあったアルゼンチン軍の航空基地があまりに粗末過ぎたのが原因でした。
アルゼンチン軍のその航空基地は舗装などまったくされておらずジェット機の運用は出来ないものばかりでそのためアルゼンチン軍が使っている軍用機もジェット機ではないものばかりでした。
イギリスはそのアルゼンチン軍用機の中でもFAMA IA58プカラ攻撃機はイギリス兵の頭上の脅威となりうると判断していたためSAS(世界中でみても特殊部隊の元祖)の投入や艦砲射撃によりそのほとんどを破壊していたためFAMA IA58プカラ攻撃機はほとんど活躍することが出来ませんでした。仮にFAMA IA58プカラ攻撃機が戦いに出ていても所詮はCOIN機でしかありませんから完全な制空権を持っていない戦域での活動には無理があり正規軍の空軍装備が相手ではまったく歯が立たないことは明白でした。