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ソ連とアメリカの他にドイツの先進技術を手に入れて自国の戦闘機に結実させた例としてはスエーデンのサーブJ-29トゥンナンとアルゼンチンのプルキー2があります。
プルキー2は第二次大戦時にドイツのフォッケウルフ社でフォッケウルフFw190シリーズを作った設計技師クルト・タンク氏が戦後アルゼンチンに渡り作った後退翼ジェット戦闘機です。それから戦闘機ではなく迷彩服ですが戦後スイス軍は第二次大戦末期にドイツで作られたライバーマイスター迷彩という迷彩を模倣して自国軍の迷彩服に使用していました。
迷彩に使う色としては異例の赤を使用している特異な迷彩でした。
赤外線暗視装置でも技術が進んでいたドイツならではの迷彩でした。
スイス軍が迷彩服を更新した際に市場に出回り日本でもアルペンカモフラージュという名前で売られていた時期もありました。

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