• 102権兵衛
    2014/01/10(金) 08:28:01 ID:a7pyxiZ2O
    龍ケ崎の航空ショーは、ワイも行ったけど5月やのに薄ら寒い日やったな。
    印象に残ってるのは、良好な零戦の運動性で水平飛行から垂直上昇する機動にはシビレたがな。
    一通りの飛行マニューバが終了して観客から質問する時間が設けられていたけど、その中で当時、零戦の整備員やった人の質問で「戦時中の零戦のエンジン音と比較して静かなようですが。」とあったけどその回答として、エンジンを保護する為に全開の六割しかパワーを使ってないとの事やたんやな。
    実際に零戦52型から推力排気管になってバリバリと言う排気音がしたと搭乗員の手記に書かれているのに龍ケ崎で垣間見た零戦のそれは割と低めのように思えたんやな。
    多分、全開で飛行した更に鋭い運動性を披露してくれると思うで。
    ほんでやな最強のレシプロ戦闘機は制空性能のみを特化したグラマン社のベアキャットやろな。
    一般的にヘルキャットは零戦を軽くノックアウトしたように思われているけどその実相は、熟練搭乗員が操縦する零戦は、かなり手強い存在感があったようで歴戦搭乗員達が数多いたラバウルでは、カタログデータでは零戦より遥かに優れているヘルキャットやコルセア、P38などの米戦闘機でも低中高度でのドッグファイトで絡まれて苦戦する様が米軍パイロットの手記からでも伺える事ができるねんな。
    これは戦闘機は速度性能だけでは、絶対的なアドバンテージを得るのは困難な事を現してるんやな。 グラマン社にもたらされた戦闘機パイロットよりの戦訓がベアキャットの設計に反映され、完成された機体は空中戦で絶対的な優位を保つレシプロ最強の戦闘機やったと思うねんな。
    ムスタングとの模擬空中でも圧倒的な高性能ぶりを発揮したそうやがな。
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