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    2014/01/18(土) 12:26:41 ID:D6NRrrhQO
    零戦のエースパイロットだった坂井三郎氏は戦闘機パイロットとしては敵より高い位置に居ることと太陽を背にした位置に居ることと敵より先に相手を発見することが何より大事だと語っていました。
    これらが揃っていれば先制攻撃がかけ易い。
    先制攻撃が出来れば勝てる確率が格段に上がる。
    始めの二つは環境に応じて変化するが自分なりに準備しておけることとして視力を鍛えておくことを上げられていました。
    地上での休憩中も昼間の空に星を見付ける努力を常に欠かさないようにして視力を鍛え上げていたと語られていました。
    現代の戦闘機パイロットも視力が良いことは必須条件のようですが、戦後の戦闘機はジェットエンジンやレーダーやミサイルの技術革新により紆余曲折があり一時は戦闘機不要論が出たり格闘能力の必要性の再認識があったりしていますが、実状では戦闘機同士の格闘戦が起きる可能性は低く、いかにして先に敵を発見し先に攻撃するかが最重要視されている現状です。
    周辺機器の技術革新の進んだ現状、戦闘機パイロットに必要不可欠だった先に敵を発見するための高い視力は現代のレーダー技術の能力に置き換えられているといえます。
    戦闘機パイロットとしての身体能力の高さは今も必要とされますが、勝敗のほとんどの鍵はレーダー技術に代表される戦闘機周辺機器技術の能力差がその国の戦闘機の強さの差となって現れる時代でしょうね。
    そういう事実を念頭に考えると機動性をやたらとアピールしているロシア製や中国製の戦闘機は勘違いも甚だしい気がします。
    格闘戦をする遥か前の段階で勝敗は決まってしまう時代なのにね。って気がします。
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