• 19名無しさん
    2013/12/12(木) 17:42:48 ID:S2wih20gO
    戦争を始める時は資源の調達が継続して可能かどうかを真剣に考える必要性が必須です。
    特に戦略物資の他に非戦略物資であっても活用可能かどうかを考慮に入れておくくらいの慎重さが国の指導者には不可欠です。
    戦略物資である金属以外で非戦略物資である木材を使用して成功を収めた事例としてはイギリスのデハビラント・モスキートがあり強度と軽量化のバランスをうまく取ることに成功したため偵察機や夜間戦闘機としても一級品の軍用機になりました。
    ドイツ軍のメッサーシュミットBf109やフォッケウルフFw190もプロペラブレードは木製合板と接着剤を多用していました。
    日本はというと戦争の旗色が悪くなった戦争後半に戦略物資が枯渇して来て遅ればせながら軍用機の木製化や鋼製化の試作機を造りましたが、普段から研究していなかったためノウハウが足りず失敗に終わりました。
    戦略物資と非戦略物資の調達を考えることは地味な裏方の仕事のようですが実は戦争の勝敗を大きく左右する事柄でした。
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