• 239権兵衛
    2014/02/15(土) 14:42:25 ID:xhVTQp3UO
    さらに実用化され部隊配備された後のバッテリ容量不足に起因した電動装置の不具合や、水冷エンジンの取り扱い不慣れにより稼動率は低くかったものの、愛知飛行機製のDB601型エンジンは、同じく川崎で製作された同型エンジンより比較的、高品質な材料が使用できた為にエンジンの熟成化が計られて行き、川崎では量産に失敗した性能向上型の同型エンジンもどうにか実用域に達したんやな。
    部隊配備された当初は新しい機構に慣れていない為に稼動率は低くかったものの愛知飛行機の技術者による担当整備兵への的確な整備要項の教育により稼動率が向上し、その高速性の為、搭乗員にも高性能機として評価された機体やったんな。
    航空機に違わず兵器そのものは、常に性能向上をして行くもので試作機の場合は、それまで熟成された技術を土台にさらなる高性能に挑む必然性があって、その為には未知の技術や発展途上の新機軸を追求するのは、当然であり、技術的基盤や、あらゆる物資や人的要素に恵まれた
    米国であれば未知なる高性能への挑戦は、日本より遥かに高条件であったんやな。
    逆に日本では全てが米国に劣る中で技術者達の優れた資質による骨身を削るような努力で未知なる高性能に挑んでいった訳でここでは純然たる技術的な内容に終始し、軍部の技術的行政の不甲斐なさは別の機会にコメントをしたいとワイ個人としては、そう思うねんな。
    最後にスレ主のヘルシアの兄ちゃんのおかげでエンジン等の突っ込んだ話が出来て面白かったわ、
    オオキニな。
    2 0

北海道

沖縄

人気の記事