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    2014/02/15(土) 15:26:20 ID:83JhLhKQO
    発動機ではなく彗星の機体の話に話を戻すと生産関係者は大変苦労させられたということは既に書きましたがその中でも大きな実例でいうと生産だけは愛知飛行機に責任を持たされたわけですが軍からの命令を受けて以降も航空技術廠から全部の設計図は届かず長い間一部の設計図しか届いていない状況が続きました。
    そして設計図が一式揃った後も空中分解などのトラブルが起きる度に航空技術廠で改設計が行われ、改設計が行われる度に改設計分の設計図がなかなか送られて来ないというにっちもさっちもいかない状況に立たされ生産の責任を持たされた関係上、生産関係者は非常に迷惑したという事実が語り継がれています。
    総じていえることとして軍は国防に懸命になった愛国心はあったものの現実問題として見通しの甘い部分が数多くあったということ。
    その見通しの甘さのせいで多くの者が迷惑し苦労し最悪の場合は命まで奪われたのでした。
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