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    2014/03/14(金) 02:31:19 ID:Vm/fuyqAO
    日本が太平洋戦争に負けたのは普通に使える航空機用ターボチャージャーを作れなかったからだという人が居たりしますが、私としては何かちょっと違う気がします。
    戦争に勝つためにはターボチャージャーが絶対必要だったとも思えませんが…
    太平洋戦争初期にはターボチャージャーを装着した重い機体のアメリカの戦闘機を指してまるで蛙を喰った蛇のようだと馬鹿にしていた日本の陸海軍上層部でしたが、戦争が進むにつれ、しきりにターボチャージャーを装着した航空機を試作しては失敗し試作しては失敗しを繰り返していましたね。
    無理もないことです。
    資源に乏しい貧乏国日本には希少金属である熱と圧力に強い金属材料自体が少なかったわけですから大半がうまくいっていませんでした。
    当時ターボチャージャーを実用化して大量生産出来たのは技術面でも資源保有面でも裕福な富める国アメリカ合衆国だけでした。
    しかし、ここに紹介した陸軍川崎キ100-Ⅱ五式戦闘機二型や他にも陸軍三菱百式司令部偵察機四型や陸海軍共同開発三菱キ83双発遠距離戦闘機などターボチャージャーを装着して良好な性能を出していたものも複数存在していました。
    だからといっても戦争の勝敗を左右することは出来ていません。
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