• 374
    2014/03/26(水) 20:18:26 ID:THVShxocO
    テレビで随時放送されリアルタイムなお茶の間の戦争報道、テレビゲームのような戦争と呼ばれた湾岸戦争。
    イラク軍がズタボロに負けた大きな一大要因の一つに夜間暗視装置がありました。
    イラク軍のほとんどが夜間暗視装置なんて装備しておらず、仮に贅沢な装備を与えられた部隊があったにしても古い世代の夜間暗視装置だけでした。
    対するアメリカ軍を中心とした多国籍軍は戦闘機パイロットやヘリコプターパイロットから戦車兵、末端の歩兵に至るまで最新世代の夜間暗視装置や携帯型GPS装置などを普通に装備して戦いに従事していました。
    陸でも海でも空でもイラク軍の兵士たちはあっけなく敵にやられてしまうはずでした。
    視界が遮られる砂嵐や夜間の闇夜で敵には見られているが自分たちは見られていることすら判っていなかったわけですから無理もない。
    盲目がゆえに自分がどの敵から撃たれたのかすらも判らないままに死んでいったイラク軍兵士がほとんどだったといいます。
    本来撃つべき敵戦闘機や敵戦車が破壊し尽くされて居なくなった後のアメリカ軍兵士は他にターゲットが居ないものだから戦闘機やヘリコプターや戦車の中から夜間暗視装置越しに覗いたイラク人一人一人に照準を合わせ撃ち殺していっていました。
    本来、人に向けて撃つものではなく軍用機や軍用車輛に向けて使う大口径機関砲や誘導弾を人に向けて撃っていたのでした。
    その時の夜間暗視映像が公開されていました。
    技術力の違いから圧倒的な戦力差が生じるとこんなことも起きるという実例でした。
    0 0

人気の記事