• 409
    2014/04/04(金) 07:59:21 ID:W02HauTsO
    人間というものは失敗を繰り返すことによって成功を勝ち取り進化して行くものです。
    その人間が作り出す戦争兵器も敵にやられる経験を積むことにより次に改善改良され高性能化して行くものです。
    敵と戦うと必ず敵の優れた部分の影響を受け、次に作る兵器は敵の良いところを取り込んだものになります。
    アメリカ軍は太平洋戦争で日本の零戦にやられまくった苦い経験から零戦に対する戦闘方法や零戦を凌駕する性能の戦闘機を作り出そうと躍起になりました。
    その後アメリカが作った戦闘機は日本の零戦に影響されたものばかりでした。
    第二次大戦の東部戦線でソ連製T-34中戦車にやられまくった苦い経験からドイツ製戦車もその後開発されたものは皆ソ連製T-34中戦車の優れた部分の影響を受けたものばかりでした。
    朝鮮戦争でソ連製Mig-15ジェット戦闘機にやられまくった苦い経験からアメリカ軍は第二次大戦で手に入れていたナチスドイツのジェットエンジンと後退翼の技術を急遽アメリカ製ジェット戦闘機に取り入れて作り出したノースアメリカンF86Fセイバーを実戦投入しました。
    一足先に同じく奪い取っていたナチスドイツの技術を取り入れていたソ連製Mig-15ジェット戦闘機とそっくり瓜二つの姿でした。
    アメリカ人もロシア人も最初から戦争兵器開発に優れていたわけでもなんでもない、こんな感じでしょうね。
    最新兵器では注目されることの多いイージス艦も元を辿れば日本人によるカミカゼ特攻隊の必死の体当たり攻撃に曝された苦い経験が元になっていることはあまり語られることはないようですね。
    0 0

人気の記事