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    2014/04/25(金) 02:45:09 ID:z43o2eDcO
    面白いものでライバル意識の強かったこの二国、ドイツとイギリス。
    Bf109もスピットファイアも期せずして同じような主脚引き込み機構にしたお陰で主翼内の機銃収納スペースは確保出来たのですが左右の主脚の間隔(自動車でいえばトレッド幅)が必然的に狭くなり安定性が悪くなり離着陸が難しい戦闘機になってしまいました。
    ここを良くすれば、あそこが悪くなり、という具合でまるでパズルゲームみたいな状況でした。
    Bf109は翼面積を小さくとって加速性と速度性能重視の一撃離脱戦法を得意とするように作られ、スピットファイアは翼面積を広くとって小回りの効く巴戦を得意とするように作られた戦闘機で、性格は違っていましたが、使用する地域もヨーロッパで同じであり大きな意味での運用の考え方が似通っていたこともあり航続距離が短くどちらもせいぜい650〜700km前後しかありませんでした。
    アジア太平洋地域を作戦活動範囲としていた日本の零戦(11時間近く飛び続けられる航続距離の長いタイプでは破格の距離3325km前後もありました)に比べると雲泥の差でした。
    これも運用の考え方の違いからくるものだと思います。
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