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ナチスドイツもよくよく突き詰めていくと正しくは全てがナチスドイツだけの力ではありませんでした。
ナチスドイツは第二次大戦が始まってからというもの最初は十分に強力な軍事力は持っていなかったにもかかわらず他の国にはなかった様々な巧みな戦術の甲斐あって破竹の勢いでヨーロッパ全域をほぼ手中におさめました。
もちろんドイツ自体が屈指の技術力を持った国であったことは疑う余地もありませんが、そこに占領地域の国々が開発していたものを取り込み更に強力な技術大国に成長していったためドイツ以外の先進国より十数年から二十年近くも先を行く断トツの技術立国になったのでした。
第二次大戦の終わり頃になると進攻していく連合軍のその先に発見されるのはアメリカもイギリスもソ連も目を見張るような先進技術の開発物の数々でした。
そのため戦争も終わり間際に近付くと連合軍の各国はお互いにナチスドイツの先進技術による試作品の争奪戦の様相をていしていました。
そして戦後はアメリカもソ連もナチスドイツから我先に接収した先進技術+ナチスドイツの科学者たちを基礎として兵器開発と宇宙開発を達成しました。
現在のジェットエンジンの主流は軸流式ジェットエンジンですが、この軸流式ジェットエンジンは元を辿ればナチスドイツが開発の主軸に据えていたジェットエンジン。
他の国々が開発の主軸に据えていたのは遠心式ジェットエンジンでした。
スプートニクもアポロも月面着陸もナチスドイツからの技術流出がなければ当分の間実現出来なかった可能性が高いです。
アメリカとソ連のジェット軍用機はどちらもナチスドイツから奪い取った技術を基本にして発展したため、不思議なくらいに似通った部分だらけです。
一方そんな世界の流れを横目に見ながらちょっと冷めた目をしていたのがイギリスでした。
人一倍プライドが高いイギリス人はアメリカやソ連のように露骨にナチスドイツの技術の真似をしようとはしなかったためイギリスが戦後開発した軍用機はスマートなものが少ないです。何だか野暮ったい系が多いです。
しかしイギリスにはジョンブル精神というものがあるため頑なだけど独自に技術はしっかりしています。

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