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    2014/06/05(木) 20:19:10 ID:4qOcWSVkO
    きんたさんのおっしゃる通り昔は大きな重量物の輸送力の要が鉄道と船だったため陸上兵器である戦車は鉄道輸送に大きく依存していました。
    鉄道はレール幅が広軌路線と狭軌路線があり日本の場合は狭軌路線でした。
    欧米列強国の考え方でいえば広軌路線の鉄道は支配国の本国サイズ、狭軌路線の鉄道は欧米列強国に支配されていた植民地サイズということになります。
    こんな部分にも欧米列強国による植民地差別の歴史の痕跡を垣間見ることが出来ます。
    欧米列強国にとっての日本はアジアで唯一富国強兵をいち早く実行し急速に力をつけた国だったとはいえ植民地レベルでしかない差別の対象に外ならなかったのは事実でした。
    昔は必然的にどこの国の戦車も自分の国の鉄道のレール幅の範囲内でしか造れず極少数の例外的戦車以外のほとんどの戦車の幅はそのレール幅に制限を受けていました。
    今ならどこの国にもたくさんの広い道路があり戦車を積載して走れるトレーラーがあるため昔ほど制限にとらわれなくて済むようになりました。
    それでも日本の現代戦車と諸外国の戦車を比較すると日本の戦車は今なお幅が狭く長さが長めの造りになっています。
    現代の日本製戦車とアメリカ製戦車を比較するとアメリカ製に比べ日本製の方が極端に細長い車体になっていて対称的です。
    日本は諸外国に比べ道路の幅も狭い道が多いということなのかも知れません。
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