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    2014/06/06(金) 20:08:10 ID:zOG7pFHwO
    世界的に最初に複合装甲を開発したのはイギリスの兵器廠でチョバムアーマーだということになっていましたがソ連崩壊後明らかになったところによるとソ連の方がイギリスよりも早く複合装甲を開発していたらしいです。
    しかし、能力的には複合素材の積層の厚みが厚くなく強力な装甲とはなっていなかったようです。
    ソ連で最初に複合装甲を取り入れ開発されたのはT-64戦車でガスタービンエンジンと同時に導入されましたが、どちらもかんばしくなくコストだけが高くつき主流派にはなれませんでした。
    ソ連の場合の複合装甲はガラス繊維やアルミナや金属板をプラスチックで積層して固めたようなもので、半球形状鋳造砲塔の前面部分をくり抜きそこへその複合素材を収納し装甲板で蓋をして溶接するという製造方法であり、元々複合素材の収納部分の奥行きが深くなく厚みが足りなかったのが失敗の原因ではなかろうかと思います。
    ソ連の戦車は被弾率を下げるために背を低くして正面面積を小さくした姿ばかりであり伝統的に砲塔内も車内も狭く外装式ではなく内装式にしたところに無理があったのでしょう。
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