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イギリス、アメリカの現代戦車は積層式複合装甲を傾斜させて装備しているためお互い似通った姿の戦車になっています。
ドイツ、日本の現代戦車は基本的には複合素材をライナーで圧迫して締め付け六角柱のようなものを作りそれを敷き詰めた分厚い箱のような複合装甲を作り垂直に立てたような状態で装備していて、外側を覆うようなかたちでスペースドアーマーを追加装着しています。
現代戦車を脅かす敵弾は大きく分けると高速徹甲弾とヒート弾(成形炸薬弾)になります。
複合装甲の能力としてはこのどちらにもコンスタントに防御力が高いという意味に於いては積層式複合装甲より拘束セラミック複合装甲の方が優秀だといわれています。
このこともさることながらドイツや日本が傾斜装甲にしなかった理由は進化して強力になった現代の対戦車砲弾に対してはもはや装甲を傾斜させてもほとんど意味はないという割り切りからでした。
いずれにしてもどこの国もより防御力の高い複合装甲を作れる素材を絶えずさがして研究しています。
例えばアメリカのM1エイブラムス戦車でも外見は変わっていなくても初期のものと現在のものでは中に入れてある複合素材が変わっており強力になっています。
例えば同じセラミックでも酸化アルミ系→沸化ボロン系や劣化ウラン系などなど。
いつ何に変更したなどと公表はしませんし逆にどの国もこの手の話は軍事機密扱いとして他国には教えません。
韓国はどうにかしてこの先進国の技術を真似ようとしていますが、韓国の国産複合装甲の耐弾実験写真を見るとわらってしまいます。
砲弾が命中したら白い粉が吹き出し複合装甲としてはうまく機能しなかったようです。
もう古くなった技術ならいざしらずそんなものそう簡単に教えてくれる国があるはずがないです。
外国製の複合装甲や何やらかにやら買って来て寄せ集めて作った実験車輛ならある程度うまくいくでしょうが、真似て作った韓国国産品に変えた途端にトラブルや故障続出、今韓国が一番悩んでいることでしょうね。
それでも韓国国産兵器は世界一だと言って一歩も引かない厚顔さ。

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