• 57権兵衛
    2013/12/20(金) 00:56:36 ID:100Y/LYMO
    ほんでや燃料のオクタン価問題は解決方向にあった誉型エンジンの不具合の原因を追究してみると、まずマニホールドに不具合が生じ、これが表面化されないまま用いられた為に燃圧低下の要因となった点とキャブレター方式では、14気筒エンジンへの燃料供給が 限界になりつつあったのに18気筒化した誉型では、更に各シリンダーへの正常な燃料供給に問題が発生化した為、対策として低圧力の燃料噴射装置を開発し、惜しむらくは実用化寸前に終戦となって
    その真価を発揮できなかった事やな。
    その他では大動員の為、機体やエンジン製造に不可欠な熟練工や経験者が次々と徴兵に取られ、難易度の高いエンジン生産に難点が発生した事で、燃料問題より深刻な状態となったけど、軍の大号令の前にその声は伝わる事は無かったんや。
    栄型エンジンより全てが高品質化で額面馬力を達成する誉型エンジンやのに実際は、より悪い条件下で実用化された事も要因のひとつやな。後は点火系統のマグネットやプラグコード、プラグ自体もアメリカ製より品質が劣る事も馬力低下の原因やな。
    米軍に捕獲された日本機は米軍規格の高オクタン価燃料を始めとしプラグ及びプラグコード、エンジンオイル等で完全整備され、日本ではブーストを押さえ運用されていたエンジンが本来の性能を発揮したために日本側のデータより遥かに高い性能を記録したんやな。

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