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    2014/06/26(木) 11:48:54 ID:q/Z8uErwO
    簡単にいうと翼を飛行機の前方から後方に向けて切った断面の形の違いです。
    層流翼系というのは翼の断面の一番厚い部分が真ん中より後方寄りにあり高速飛行に適した翼断面形状として開発されたものです。
    翼断面形状に於けるスポーツタイプの翼みたいなものです。
    ちゃんと扱えれば素晴らしい結果を出すのですが素人が下手に扱うと危険なことになるみたいな感じです。
    最大厚部分がより後方にあるということは真ん中より前の部分は薄い傾向にあり高速飛行に適していたのですが、その反面、高い加工精度で滑らかな翼表面が作り出せないと翼の失速が起こり易くなるという両刃の剣でもありました。
    ちゃんと作る実力がないのに安易に層流翼を採用するとちょっとしたことで直ぐに失速して墜落する大変危険な戦闘機になってしまうということでもありました。
    技術力に自信がないなら手を出してはいけない翼でした。
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