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零戦も改良型が造られる度に搭載する機銃の種類も様々何度となく変更されました。
そして実際に零戦を操縦して命をかけて戦うパイロットたちを悩ませたのが搭載する機銃は数種類なのにそれに使う照準器は1種類だけしか搭載されていないということでした。
弾の大きさや重さが違うと飛んで行く弾道特性はまるで別物になります。
どれか一つに射撃精度を合わせるとその他の種類の弾は射撃精度が曖昧になるからでした。
その点は各戦闘機の装備機銃を直進弾道性に優れた12.7mm機銃に統一していたアメリカ軍は賢かったし羨ましかったと坂井三郎氏は語っていました。
ただアメリカ軍の12.7mm機銃弾(ブローニングだったかな?)には炸裂するタイプの弾がなかったのが一つだけ問題点だったという話があります。

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