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オランダ人アンソニーフォッカーは撃墜されたフランス軍のモランソルニエNの墜落機体調査に参加する機会を得て弾丸が通過したプロペラの接触面に直ぐに気が付き、それから僅か数日後にはプロペラ同調装置の戦闘機への搭載を思い付いたといわれています。
それからアンソニーフォッカーはプロペラの動きに機銃発射のタイミングを同調させる同調装置(プロペラが機銃前面に来ていない時に合間をぬって機銃弾を発射する同調装置)を搭載したフォッカーEⅢアインデッカーを開発しドイツ軍の前で実演して見せました。
これを見たドイツ軍は一応事実には納得したものの実際の空中戦の際はGがかかるため、そんな時でも確実に作動するのか懐疑的な目で見ていました。
そこでアンソニーフォッカーは彼自身は軍人ではありませんでしたが、自分自身がフォッカーEⅢアインデッカーに乗り込み操縦して出かけ空中戦での確実な作動を実演しフランス軍の偵察機を撃墜して来ました。
これによりフォッカーEⅢアインデッカーはドイツ軍に採用され1915年〜1916年にかけては向かうところ敵なしでした。


参考資料を貼ります。
・プロペラ同調装置を示す概略図
・フォッカーEⅢアインデッカーの写真

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