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    2014/07/21(月) 22:31:02 ID:PCvx6W.2O
    きんたさん、こんばんは。
    (^O^)/
    詳しい詳細は忘れましたが、ドイツでは1930年代初期から高濃度の過酸化水素に別の何かを反応させてエネルギーを得る方法を研究していて大きく分けると低温型のものと高温型のものがあり、第二次大戦期ではこれらの実用化に成功していました。
    これを総称してワルター機関と呼ぶようです。
    この低温型のワルター機関は潜水艦(新型のUボート)の機関として使われ、高温型のワルター機関はメッサーシュミットMe163コメートのロケットエンジンとして使われました。
    低温型と高温型では高濃度の過酸化水素に反応させる相手(化学物質)が違うようです。
    低温型ワルター機関もロケットエンジンと同じく取り扱いが厄介で爆発事故を起こす危険性をはらんだものではありましたが、潜水艦の動力としては画期的なものであったのは確かでした。
    第二次大戦後の世界の潜水艦はディーゼル/エレクトリック動力か、原子力動力かに二分されましたが、もしも原子力動力が普及しなかったら原子力動力にとって代わっていた可能性もあります。
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