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    2014/01/03(金) 23:45:07 ID:F.8uW/GkO
    ヘルシアさん、権兵衛さん、あけましておめでとうございます。


    飛行可能な復元機となるとコストと消耗部品などの供給体制を含む維持運用コストを考えるとやはり同クラスの普及率の高いものをということに行き着きアメリカ製の千馬力級空冷星型エンジンという流れになるのがほとんどです。
    そしてアメリカ製エンジンではあるが組み立ては中国で行うなど費用を極力抑えるようにしている事例も多いです。
    零戦の場合は機体表面からリベットの頭が突起しないように頭部分を平らにカットした沈頭鋲を全面的に使用し機体表面を滑らかにするように工夫されていました。
    主翼は正面から一見すると胴体から左も右も斜め上に向かって伸びているよう(ただ上反角が付けられているだけのように見える)に見えますが、主翼の中ほどから微妙に下方へ垂れるように造られています。
    捩り下げと呼ばれる日本特有の匠の技的な絶妙な造りです。
    これにより失速し難く低速域での操縦特性を良くしていたといわれています。
    画像は零戦二二型と五二型の飛行シーンを正面側から捉えたものです。
    捩り下げが判ると思います。
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