-
大空のサムライの補足というか、零戦のエースパイロットだった坂井三郎氏は生前このように言われていました。
「戦闘機に望む性能の項目の中で1番大切なのは長く飛び続けていられる性能である。」
「零戦の得意技は色々と言われているが、1番凄い得意技は左反転して急旋回し敵機の後ろに素早く回り込む左捻り込みの技が物凄く俊敏に出来る点だ。」
「世界に先駆け当時としては大口径だった20mm機関砲をいち早く標準装備したのは良かったが、当たれば大爆発だがションベン弾になる特性から命中させるには特別なコツが必要だった。」
「7.7mm機銃は直球で飛んで行くので当て易いが威力が小さすぎる。」
「総合すると威力もある程度あり命中させ易く携行弾数も多く装備出来る12.7mm機銃を多数装備するように統一を図っていたアメリカ軍戦闘機は羨ましかった。」
と。
今も昔も何の集団にも有り得るエリートと平、エリートだけど志しのある者、平だけど熟練した者、などなどの関係を零戦が活躍した時代を背景に絶妙に画いた実体験者監修によるよる実話の映画です。
坂井三郎氏の実体験によるガダルカナルの日米航空撃滅消耗戦をメインにした映画です。
これを観た時、恥ずかしながら涙が出て来ました。
レンタルで探して観られたら感動というか考えさせられますよ。
標高3776mの富士山上空を編隊飛行する零戦五二型3機の画像を待受サイズで貼ります。