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世界各国の戦闘機が航続距離700〜800kmもしくは長い戦闘機でも1200km程度だった同じ時代にあって日本の零戦二一型は3225kmという破格に長い航続距離を持っていたため陸上基地から渡洋攻撃を受けた時のアメリカ軍司令官はまさか零戦が大洋を遥々渡って攻撃して来たとは信じられず、近海に必ず日本の空母が居るはずだといって探しまくったという実話まで残されています。
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「あるよ」
って昔あったトレンディードラマの台詞みたいだけど…有るよ。
昭和19年、富士山をバックに飛ぶ零戦二一型(後期タイプ塗装)の古写真をカラー化してある画像。
です。
アメリカ大陸上空を飛行しているところです。
現代のジェット戦闘機は多目的戦闘機と呼ばれるものが普通になっていますが、日本が作った零戦は当時としては時代を先取りしたような戦闘機でした。
スピードは世界各国の戦闘機より若干劣るが、後続距離は4〜5倍はあり空中戦時の機動性は群を抜いており武装は強力で爆弾も搭載出来て、この当時から既に何でもこなす多目的戦闘機でした。
おまけに世界各国の陸上専用戦闘機よりも性能が良く陸上基地でも海上の空母でも使うことが出来た正に多目的な戦闘機でした。