昨年８月、大阪市住吉区のマンションで、生後４カ月の男児が死亡した事件で、大阪府警は５日、韓国籍の母親を逮捕した。
殺人容疑で逮捕されたのは、大阪市生野区の無職・江口順こと金永順（キム・ヨンスン）容疑者（３７）。
死亡したのは四男・岸本陸ちゃん（当時４カ月）で、母親の金容疑者と姉の３人暮らしだった。

調べに対し、金容疑者は「全部間違っています。今まで、手や足を出したことは、一切ない。軽くたたいたことすら、ありません」と容疑を否認。
金容疑者は逮捕前の４日夜、取材に対しても犯行を否定していた。

Ｑ「四男の陸ちゃんが亡くなった理由は？」

金容疑者「まだわたしも、全然、警察から聞いていないんで、全然…。犯人を見つけてほしいっていう気持ちしか、今はないです」
「買い物とか行ってまして、帰ってきたら、もう口が開いていて、冷たくなっていたんで。急いで救急車呼んで。（陸ちゃんが）大好きでした」

金容疑者は昨年８月２４日午後４〜１１時ごろ、当時住んでいた大阪市住吉区のマンションで、四男・岸本陸ちゃん（当時４カ月）の頭部に打撃を加え、殺害した疑い。
金容疑者は「子どもが息をしていない」と自ら１１９番し、陸ちゃんは翌２５日未明、心肺停止状態で病院に搬送され、死亡が確認された。死因は外傷性くも膜下出血だった。
当時、金容疑者は府警に対し、自宅を施錠して外出した時、陸ちゃんは寝ており、姉も同じ部屋にいたと話していた。