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セスナエアクラフトカンパニーの親会社テキストロンエアランドのスコーピオンです。
本格的な戦闘攻撃機を投入するのは大袈裟すぎる、かといって軽攻撃機の投入では貧弱すぎる、そんな戦場に練習機などを改良して専用の航空機をあてていたのがCOIN機でした。
しかしCOIN機も実戦で使ってみると敵機や主に地上からの反撃には非常に貧弱すぎだった。
そこでその中間を狙って開発されたのがこのスコーピオンです。
費用も本格的な戦闘攻撃機の数分の一で済み生存性や使い勝手は遥かに高い。
イギリス海軍とイギリス空軍はかなりの興味を示しているようです。

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スコーピオンの特徴は
エンジンを双発として間隔を幅広くとって配置し生存性向上を図ったこと。
エンジンとエンジンの間に生まれた幅広いスペースにセンサー類などの搭載スペースを確保したこと。
幅広い直線翼により爆弾などの搭載スペースをとりつつ滞空性をあげたこと。
ゲリラなどが持っている主な対空兵器である携行式地対空ミサイルや対空機関砲が届かない高さの高度から精密誘導爆弾を使用する攻撃方法を主軸にしたこと。本格的な戦闘攻撃機に比べ簡便な作りなため費用が安くなったこと。
があげられます。

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