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それは三菱製 十七試艦上戦闘機「烈風」になるはずでした。
順調にいけばそうなるはずでしたが、零戦の試作機が十二試艦上戦闘機でしたから実に五年のブランクを空けての後継機でした。
戦時下にあっては全ての兵器の技術の進展は平時とは比較にならないほど急速に進みます。
それを考えると敵であるアメリカ軍は次から次へと新型機を開発しては実戦投入していたのに五年もブランクを空けたことは大きな失態でした。
長いブランクが空いた原因は軍上層部の零戦への信頼感の高さもありましたが、具体的には零戦の改良型の開発と対爆撃機用の局地戦闘機「雷電」の開発に技術者がとられてしまい手が回らなかったのが実状でした。
参考までに画像は烈風と雷電です。