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その影響で海軍の零戦も陸軍の隼も機動性を良くするために相当な苦労を強いられることとなりました。
良くいいますよね、素晴らしいものを世に出した後、それを超える次の作品を世に出すことが最も難しいと。
乗っていたパイロットたちの多くと設計者の堀越二郎技師自身は零戦よりも九六式艦上戦闘機の方に思い入れが強く九六式艦上戦闘機の方が良かったと語っていたようです。
三菱では九六式艦上戦闘機の後継機として十二試艦上戦闘機という試作機が作られ、これが海軍に採用されて零戦一一型となりました。
零戦一一型に翼端折り畳み機構(両主翼端50cmのみ)と着艦用拘束フックと無線帰投用方位測定器などの本格的な艦上戦闘機仕様を施したのが零戦二一型です。
添付画像一枚目と二枚目は九六式艦上戦闘機。
三枚目は零戦二一型。