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自衛隊の航空祭などに行くとジェット戦闘機などがアクロバット飛行している中、石油ストーブのような匂いが終始漂っています。
現在のジェット戦闘機でも使用している燃料は白灯油系の燃料のようです。
世界初の実用ジェット戦闘機といわれるメッサーシュミットMe262ですが、実はこれより若干早く初飛行を終えていたハインケルHe280が世界初の実用ジェット戦闘機だったという話があります。
但し、ヴィリー・メッサーシュミット博士がナチス党員であったのに対してエルンスト・ハインケル博士はナチス党員ではなかったためにナチスドイツの政治的思惑が大きく働いてハインケルHe280は採用されることがなかったといわれています。
似たようなハインケル社への冷遇は他にも多数あったため話の真実味はかなり高いと思われます。
まぁ、そのようなナチスドイツ政府御用達みたいな経緯があり採用されたメッサーシュミットMe262でしたが、ヒトラー総統は昔から戦闘機より爆撃機を好み、折しも連合軍爆撃機によりドイツ本土が爆撃されていることに対する復讐心も強く作用し生産されるメッサーシュミットMe262は戦闘機としてではなく爆撃用戦闘機として完成させ対連合軍用の爆撃に使うようにと厳命されていました。
高速性能が一番の売りだったメッサーシュミットMe262は戦闘機として使うのが最良の策でしたが、遅れ馳せながら戦闘機として使用方法を転換した時には既に時遅し、でした。