トータル:220HIT
広告募集中
第二次大戦中にナチスドイツで作られていた全翼機の写真を貼ります。
上から下へ順番に
・ホルテンHoⅨV1(エンジン未搭載型の試作1号機)
・飛行中のホルテンHoⅨV1(エンジン未搭載型の試作1号機)
・ホルテンHoⅨV3(ジェットエンジンを搭載した試作3号機)
・進攻して来たアメリカ軍に捕獲されたホルテンHoⅨV3(ジェットエンジンを搭載した試作3号機)
です。
ドイツにはホルテン兄弟という飛行機作りに才能のある兄弟がいて彼らがこの全翼機を作り出しました。
しかし彼らには大量生産する力はなかったため彼らの優秀な才能を認めたドイツ空軍のはからいで量産はゴータ社で行われることになっていました。
したがって名前はホルテンHoⅨはゴータGo229と呼ばれることになっていました。
空気抵抗が非常に少ない全翼機だったため最大速度は970km/hと速く同じくジェットエンジン2基を搭載していたメッサーシュミットMe262より100km/hも速いものでした。
当時の連合軍の戦闘機との比較であれば300km/hも優速な戦闘機でした。
更にゴータGo229を大型化した爆撃機も作られる計画となっていました。
機体全体が翼の役割を果たすようにブーメランのような姿になっているのが全翼機の特徴です。
非常にシンプルな形であり、このようなシンプルな姿で尚且つ前面投影面積を極力小さくすることとボディに炭素素材を積層させることがステルス性能を発揮するキーポイントであることを当時のナチスドイツの科学者たちは知っていました。
一番下の写真が示す通りアメリカはこういったナチスドイツの最先端技術をたくさん奪い取ってアメリカ本国へ持ち帰り今現在でも分解保管して持ち続けています。
自国で開発する兵器に役立てるのが目的です。
アメリカのスミソニアン航空宇宙博物館やその保管倉庫にはナチスドイツや日本から奪い取った戦闘機などがたくさん分解保管されています。
今でもです。