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 米ニューヨーク・タイムズ紙は15日、米国のコリアンタウンでマクドナルドと客の韓国人高齢者との間で座席をめぐりトラブルになっていると報じた。

韓国人高齢者が安い飲み物1杯で長時間居座ることが原因だが、困り果てた店側が警察に通報したところ、在米韓国人社会は「差別」だとして反発。

マクドナルドに対する不買運動の計画も持ち上がっている。

複数の韓国メディアが報じた。

トラブルになっているのはニューヨーク市クイーンズ区フラッシングにある店舗。

同紙によると、韓国人高齢者たちはコーヒー1杯(1.09ドル)、またはフレンチフライ1袋(1.39ドル)だけを購入。

それを仲間と分け合いながら長時間会話し、テーブルを独占しているという。

時には店がオープンする午前5時から夜まで居座る客もいるという。

店は対応策として「注文したメニューを20分以内に済ませてください」と記した案内文を掲載。

長居する客には直接、席を譲るよう求めた。

店の対応を受け、客はいったん外に出るものの、しばらくするとまた戻ってくるという。

店と客の席をめぐるトラブルは数か月前から深刻化しており、店側の要求を「不当」だと訴える人もいる。

座席をめぐる警察沙汰は2013年11月以降だけで4件発生している。

同店のマネージャーは「ここはマクドナルド。老人ホームではない」と述べ、韓国人高齢者の行動に怒りをあらわにしているという。

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