• 34名無しちゃんねる
    2014/04/12(土) 12:48:35 ID:Q.siz32k0

    おじいちゃんは老いから手足が不自由で トイレも1人では厳しい。

    だから、いつもはおばあちゃんが下の世話をしてた。 おばあちゃん以外が下の世話をするの嫌がったからだ。

    ある日、家に俺とおじいちゃん2人になった。

    おばあちゃんが倒れてしまい母と兄は病院 父は会社から直行したからだ。

    おじいちゃんと留守番してると申し訳なさそうに 「悪いんだがトイレに…」っと言った。

    俺は本当に馬鹿だなって思った。

    一人じゃ行けないの知ってたくせに 気が付いてあげられないなんて………

    孫、それも男には言いづらかっただろうなって。

    トイレに行くとパンパースが小と大で汚れてた。

    たくさん我慢させてしまった。

    俺はおじいちゃんの気を反らそうと学校で あった笑い話を精一杯明るく話した。

    お風呂場で体を洗ってパンパースつけてホッとした。 同時におばあちゃんは毎日これをしてるんだと思うと 何とも言えない気持ちになった。

    そして「悪かったね、ありがとう」 って五千円をくれようとした。

    おじいちゃんは本当に馬鹿だなって思った。

    俺が赤ちゃんの時、両親は共働きでした。

    おしめを変えて育ててくれたのは貴方じゃないですか。

    幼稚園の送り迎えだってしてくれたのは貴方じゃないですか。

    あれは無償の愛でしょ?

    俺はおじいちゃんが大好きだ!

    だからお金なんかいらないんだよって言った。

    2人してちょっと泣いた。
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