• 207
    2014/02/10(月) 19:02:46 ID:5gLIo2ScO
    水メタノール噴射装置のことをもう少しわかり易くいうと普通にエンジンが動いていて燃焼室で燃料と空気の混合気が爆発しているところに適量の水を噴射してやると燃焼室内の爆発の熱により水は気化して水蒸気となります。
    その際に水が気化することにより熱を奪い膨張するため結果として異常燃焼の熱は奪われ膨張する力によりピストンはより強く押されこととなり異常燃焼防止と出力増加に繋がるという仕組みのものです。
    メタノールを混ぜてあるのは高空では温度が下がり凍結するという現象に見舞われるためそれを防止する目的で混ぜてありました。
    しかし各気筒に均一に噴射出来なければ激しい振動が誘発され効果が見込めないため栄エンジンへの搭載試験では不調が続き実用化予定は遅れに遅れました。
    軍部の目論みは誤算に次ぐ誤算だったといえます。
    0 0

北海道

沖縄

人気の記事