• 216権兵衛
    2014/02/11(火) 18:45:11 ID:Kjn3AbIAO
    訂正やな
    ↑で燃料室=燃焼室が〇やな。
    後なガソリン自体も混合気として燃焼室に吸入される事で冷却効果があるんや、せやからガソリンを濃くするとオーバーヒート防止の効果もあるけど当然、燃費は悪くなるんやな。
    オクタン価の低いガソリンでスーパーチャージャーや排気タービンを作動させるにはガソリンを濃いめにセットする必要があって、これはパイロットが任意で混合比やブースト圧をシリンダー温度計でチエックしながら調整する場合もあったんやな。
    エンジンの特性として、空中戦なんかのエンジン全開時では、ガソリンの消費が激しく、反対に巡航速度では、シリンダー温度を見ながらガソリンの混合比をオーバーヒート手前まで薄くしてより長い時間、飛行出来る訳で零戦では、熟練搭乗員が操縦するとおよそ12時間以上も飛んでいられたんやな。
    そして零戦の水メタノール噴射装置の事やけど飛行実験では、芳しく無かったけど陸軍では、ほぼ同じエンジン搭載の隼3型で水メタノール噴射の実用化に成功しとるのやな。
    零戦の場合は海軍用の栄型エンジンは石川島播磨で製造されたけど、プロペラのギアー回りにトラブルが発生し飛行中の零戦がプロペラを飛散させる事故が発生し、この対策に技術者の労力が向けられ水メタノール噴射装置まで手が回らんかったんやな。
    零戦の水メタノール噴射は計画倒れや無くてタイミングが悪かったんやな。
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