• 218権兵衛
    2014/02/11(火) 20:26:18 ID:Kjn3AbIAO
    それでガソリンのオクタン価とエンジンの関係を簡単に要約すると、エンジン自体は、燃焼室の混合気の自然着火現象が発生するまでは、ターボなりで過給する事で無制限?に馬力アップする事が理屈では可能なんやな。
    例にとると、かってのF1の世界でセナとプロストによって連戦連勝やったホンダのV6ターボ時代に技術者達はエンジンの燃焼理論を追究し、1500CCのエンジンでブースト二気圧時に2000馬力を発生したんやな。
    勿論これは、戦闘機に例えると時間制限のあるミリタリーパワーと同じで、予選時の短時間だけ用いられる馬力やけどな。
    二気圧とは、1472ミリバールの事で、因みに誉型エンジンのブーストは、設計では最大で500ミリやったんやな。
    初期のホンダF1開発時には、かって中島飛行機で栄エンジン等の技術者やった中村技師も携わっていたんやな。
    誉型エンジンの設計者やった中川技師は、戦後、プリンスと日産でレース用のエンジンを開発して活躍したんやな。
    大戦中に頭の中では、高性能なエンジンを企画しても根幹的な技術問題やガソリン等の問題で今、一歩の所で終戦を迎え
    た挫折感が後になりレーシングカーの高性能なエンジン設計の大きな原動力になったんとちゃうやろか。
    ワイは勿論、専門家と違うけどスバルや日産のターボエンジンを自分でブーストアップを行い、そのエンジンの排気音の向こうに栄エンジンや誉エンジンの吼吠が聞こえような気になるんやがな。
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