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    2014/03/21(金) 09:25:06 ID:EfyuwBUAO
    信濃は110号艦、紀伊は111号艦とされていました。
    111号艦も起工はされましたが、ほどなくして建造は中止されました。
    それから大和級戦艦の三番目の戦艦になる予定だった信濃用の46cm主砲は準備されていて、これは試作中だった50.8cm砲と共にアメリカが戦利品として持ち去ったそうです。
    そして信濃用に用意されていた46cm主砲の砲塔の一番分厚い装甲板、前楯(厚さ650mmの特殊装甲)をアメリカの40.6cm砲弾で貫通させたものがアメリカ国内に現在でもモニュメントととして屋外展示されているそうです。
    あの狭い面積に穴を空けてあるところを見ると遠距離から命中させたものではなく、かなり近い距離から据え撃ちしたのは間違いないでしょう。
    実際の戦場では近くに近付く遥か前から撃ち合いは始まりますから戦艦同士が敵艦の直ぐ目の前で据え撃ち出来る環境は事実上有り得ません。
    自分が戦争で負かしたはずの相手である日本の兵器の技術がたとえ一つでも自分たちより優れていたことを当時のアメリカ人はぜがひでも認めたくなかったのでしょうね。
    駄々をこねる子供みたいな行いです。
    その証拠にみせしめモニュメントを作るための射撃はしても日本から持ち去った46cm砲や50.8cm砲の性能をテストするための試験射撃は行われていないようです。
    真珠湾攻撃のことを騙し討ちだとして日本をアンフェアだと言い続けて来たアメリカ、しかしアメリカのこの実際有り得ない環境で無理矢理モニュメントを作り出すやり方こそアンフェアだと私は思います。
    これら日本から持ち去られた46cm砲、50.8cm砲その他の周辺機材は今もアメリカ国内のどこかに眠っているのでしょうね。
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