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    2014/10/28(火) 01:25:12 ID:TCBF5qh6O
    現代のスマート(賢い)爆弾に話を戻すと
    ↑に貼った爆弾は自由落下爆弾の先端に赤外線レーザーを関知するセンサーを取り付け、後部に赤外線レーザー関知センサーの情報に対応して姿勢偏向するための舵を取り付けただけの物なのですが、これがスマート爆弾なのです。
    そしてその作動原理ですが、まず爆撃目標に対して赤外線レーザーを照射すると爆撃目標に当たった赤外線レーザーは円錐状のスポットライトのように反射されます。
    この円錐状のスポット反射の中に爆弾を投下すれば爆弾は落下していく過程でスポット反射の範囲から外れそうになる度に赤外線レーザー関知センサーが関知してその情報に反応してスポット反射の範囲から外れないように舵取りが繰り返され命中する時には目標のど真ん中に命中するという仕組みになっています。
    したがって現在のこの種のスマート爆弾の命中精度は物凄く高く今やどの建物を狙うかではなく、どの窓を狙うかという程に高精度化しています。
    ベトナム戦争の後期には実用化されていましたが、あまり取り上げられることはなく大々的に注目されるようになったのは湾岸戦争でアメリカ軍がステルス攻撃機に搭載して少数精鋭で大戦果を挙げて以降です。
    たとえ少数機であってもほぼ百発百中に近いスマート爆弾とほとんどレーダーに映らないステルス攻撃機で夜間に奇襲攻撃をするという組み合わせは極めて絶妙で攻撃を受けたイラク軍はなすすべもなかったのでした。
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