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遠い昔の中国は多くの面で日本より優れていてそれを日本が取り入れ独自に改良してより良いものへとしていった歴史があったのは確かですがそれは日清戦争以前までです。
中国は国内での勢力争いを繰り返し繰り返し続けている間に元々あった文化や技術も自分たちの手で破壊し尽くされてしまいました。
中共内戦や紅衛兵による破壊活動に代表される文化大革命もその中の一つです。
そうしているうちに諸外国は技術革新の時代に入り目覚ましい技術的発展がなされましたが中国だけはそんな不毛なことを繰り返していたため諸外国に比べ独り立ち遅れた国になってしまったわけです。
いわば権力闘争に明け暮れた自業自得の結果なのです。 -
その時代の中国というのは明治〜昭和期の西欧に追い付き追い越せの勢いで尽力していた日本とは好対照な存在だったわけです。
努力しなかった者は良い成果を得られないという好例なのです。 -
中共内戦で勝利し国民党を台湾へ追い出した共産党は中華人民共和国を作り社会主義体制で計画的に農業工業を発展させようと努力しましたがなかなかうまくいかずなぜうまくいかないのか悩みに悩み最終的にはやけくそのようになり古い文化や古い考え方があるからダメなのだと考えるようになりました。
そうして古い貴重な文化財や芸術品の破壊と共産党、毛沢東に都合の悪い者を捕え財産を没収し処刑する文化大革命の嵐が始まったのでした。
同時に密告が奨励されたため濡れ衣を着せられ罪もない人々もたくさん処刑されいろんな知識を持つ有識者知識人もたくさん処刑され結果として中国が遅れた国になるのを後押しすることになりました。
ちなみに中国人はよく他国のものをパクる。
パクっても罪の意識すらないとよくいわれますがその遠因として挙げられるのが文化大革命です。
文化大革命の時にドサクサに紛れ政府のいうことを守らず従ったふりをして芸術品などを隠しておいた者が後から得をしたことから禁止されたものは隠れて黙ってやれやった者勝ちだ的な習慣が国民の隅々まで染み付いたため今だに著作権なんて無視するのが当たり前の国民性になってしまっているのでした。
だから処罰を厳しくしてもなかなか治らない国民性なのです。
なんでも日本のものと比較したがり日本のものを超えたと自慢することが通例となった中国の宣伝。
中国人がにわか造りする飛行艇とは違い日本人が造る飛行艇は太平洋戦争当時から現在まで独自の技術的改良と伝統の上に成り立っています。
運用実績もしかりです。
辛坊二郎さんが遭難した時も救難活動にあたったのは海上自衛隊運用のUS-2救難飛行艇部隊でした。