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Me262は、レシプロ戦闘機の速度性能が限界点に達しつつあった時に次世代の戦闘機として実戦配備された機体やな。
エンジンの信頼性が低く、フレームアウト(エンジン停止)により墜落事故が多発したけど、その速度性能ゆえにベテランパイロットが操縦するMe262は、あらゆる敵戦闘機を凌駕する戦闘力を誇ったんやな。
惜しむらくは、部隊配備された頃にはドイツの制空権は連合軍に握られ、一千機に及ぶ戦爆連合の空襲の前には数十機に満たないMe262では、戦局を挽回する事は出来んかったんやな。
ジエットエンジンは基本的に低質燃料(灯油)を用いるので高オクタン価の燃料が精製できなかったドイツにとっては好都合の動力やったんや。

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