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イスラム系テロリストによる旅客機での体当たり自爆テロも車輛や人そのものを使った自爆テロもどういうことで行われているのか良く理解すれば日本による神風特攻隊だけを特別視する考え方は生まれて来ないと思います。
イスラム系テロリストたちはこれらの自爆テロを行って死んだ場合は天国へ行けると教え込まれているのです。
イスラム系テロリスト以外の敵はみんな敵だと見なしているのです。(軍人と民間人の区別は無いのです)
その敵と戦うことを聖戦と呼び聖戦によって死んだ場合は天国へ行けると教え込まれているのです。
太平洋戦争末期の日本の場合を良く思い出してみて下さい。
祖国のために戦って死んだ場合は軍神になれると教え込まれていましたね。
命を懸けて敵に体当たり攻撃するという行為は結果的には自爆攻撃になるのでこれらを突き合わせて考えると世界中の国々の人々から見ると限り無く類似したものになるのです。
同じではない日本の神風特攻隊だけを特別視してくれと要求する方が無理矢理過ぎてあまりに乱暴な言い分になってしまうのは否定出来ないです。
日本だけのことしか見ないではなく、日本のことを見るのは当然必要ですが同時に世界中の国々でのことも見ておかないと知らず知らずのうちに身贔屓度の強過ぎる凝り固まった考え方になりますよ。
そうなると自分の周りの近い人たちからは賛同を受けられてもその他大勢の人々からは賛同を得られません。
ということとまったく同じなのです。
太平洋戦争当時の日本人はアタックなんて言葉使わないでしょう?
太平洋戦争末期に日本人搭乗員が命を懸けて駆逐艦〜空母や戦艦などのさまざまな敵軍艦に体当たり攻撃を行ったのは神風特攻隊です。
日本人ですからそれくらいのことはわかってますよ。
9.11同時多発テロのワールドトレードセンタービルの崩壊の時にアメリカのテレビ局が実況報道していた時のアナウンスのことをいっているわけですからアナウンスしていたのは当然英語を話す外国人です日本人ではありません。
そして外国人から見たあの行為は神風特攻隊の行為に似て見えるので外国人なりの表現ではカミカゼアタックと表現したのです。
ちなみに命を懸けて敵に体当たり攻撃する行為を初めて行ったのは日本人ではありません。
日本の神風特攻隊よりも以前にドイツ軍と戦っていた時(たしかスターリングラードの攻防戦だったと思います)にソ連軍パイロットが命を懸けて敵に体当たり攻撃をしたのが最初です。
奇しくもこの攻撃方法の名はあちらの言葉で神風という意味の名前です。
これが世界初であり命を懸けて敵に体当たり攻撃する攻撃方法は何も日本人だけの専売特許では無いことをご理解下さい。
正しいことを言われていてもあまりに身贔屓度の強過ぎることを言っていると他者からの賛同は得られない状況になります。
日本が行ってきた核兵器廃絶を前面に押し出した戦争反対運動これに対する世界の反応を見たら十分理解出来ると思います。
一部の人々には受け入れられてもその他の人々は冷ややかな目でしか見ていないのが現状なのです。
その紛れも無い証拠に核兵器廃絶という一つのことすら何十年経っても今だに達成されていないでしょう?正しいことを言われているのはわかっているのです。
問題は言い方 や やり方。