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現在の日本の戦車がドイツの戦車に似ているのは同じ系統の複合装甲を採用しているからです。
いろいろな素材を組み合わせた拘束セラミック複合装甲を採用していて素材や製法は機密扱いです。
イギリスやアメリカも複合装甲を使用していますがドイツや日本のような拘束セラミック複合装甲ではないようです。
たぶんイギリスが最初に開発したチョバムアーマーを基本にして改良を重ねたものでしょう。
イギリスとアメリカの現在の戦車が姿が似ているのはそのためです。 -
世界的に最初に複合装甲を開発したのはイギリスの兵器廠でチョバムアーマーだということになっていましたがソ連崩壊後明らかになったところによるとソ連の方がイギリスよりも早く複合装甲を開発していたらしいです。
しかし、能力的には複合素材の積層の厚みが厚くなく強力な装甲とはなっていなかったようです。
ソ連で最初に複合装甲を取り入れ開発されたのはT-64戦車でガスタービンエンジンと同時に導入されましたが、どちらもかんばしくなくコストだけが高くつき主流派にはなれませんでした。
ソ連の場合の複合装甲はガラス繊維やアルミナや金属板をプラスチックで積層して固めたようなもので、半球形状鋳造砲塔の前面部分をくり抜きそこへその複合素材を収納し装甲板で蓋をして溶接するという製造方法であり、元々複合素材の収納部分の奥行きが深くなく厚みが足りなかったのが失敗の原因ではなかろうかと思います。
ソ連の戦車は被弾率を下げるために背を低くして正面面積を小さくした姿ばかりであり伝統的に砲塔内も車内も狭く外装式ではなく内装式にしたところに無理があったのでしょう。 -
イギリス、アメリカの現代戦車は積層式複合装甲を傾斜させて装備しているためお互い似通った姿の戦車になっています。
ドイツ、日本の現代戦車は基本的には複合素材をライナーで圧迫して締め付け六角柱のようなものを作りそれを敷き詰めた分厚い箱のような複合装甲を作り垂直に立てたような状態で装備していて、外側を覆うようなかたちでスペースドアーマーを追加装着しています。
現代戦車を脅かす敵弾は大きく分けると高速徹甲弾とヒート弾(成形炸薬弾)になります。
複合装甲の能力としてはこのどちらにもコンスタントに防御力が高いという意味に於いては積層式複合装甲より拘束セラミック複合装甲の方が優秀だといわれています。
このこともさることながらドイツや日本が傾斜装甲にしなかった理由は進化して強力になった現代の対戦車砲弾に対してはもはや装甲を傾斜させてもほとんど意味はないという割り切りからでした。
いずれにしてもどこの国もより防御力の高い複合装甲を作れる素材を絶えずさがして研究しています。
例えばアメリカのM1エイブラムス戦車でも外見は変わっていなくても初期のものと現在のものでは中に入れてある複合素材が変わっており強力になっています。
例えば同じセラミックでも酸化アルミ系→沸化ボロン系や劣化ウラン系などなど。
いつ何に変更したなどと公表はしませんし逆にどの国もこの手の話は軍事機密扱いとして他国には教えません。
韓国はどうにかしてこの先進国の技術を真似ようとしていますが、韓国の国産複合装甲の耐弾実験写真を見るとわらってしまいます。
砲弾が命中したら白い粉が吹き出し複合装甲としてはうまく機能しなかったようです。
もう古くなった技術ならいざしらずそんなものそう簡単に教えてくれる国があるはずがないです。
外国製の複合装甲や何やらかにやら買って来て寄せ集めて作った実験車輛ならある程度うまくいくでしょうが、真似て作った韓国国産品に変えた途端にトラブルや故障続出、今韓国が一番悩んでいることでしょうね。
それでも韓国国産兵器は世界一だと言って一歩も引かない厚顔さ。 -
ウォッカの話は良く知りませんが、ソ連のマッハ3出せる迎撃戦闘機Mig25フォックスバットは冷却用に純度の高いアルコールを必要としていてそれを搭載していたのでアルコール運搬機と冗談でよくいわれていたそうで、ソ連兵はMig25フォックスバット用のその純度の高いアルコールを酒代わりに飲んでいたという話は聞いたことがあります。
ソ連の戦車兵には身長制限がある話は聞いたことがあります。
ソ連戦車の操縦手の乗車ポジションなんてF1マシーン以上に仰向けですね。(笑)
(゚▽゚)/
文章を読むだけではおもしろくないでしょうから参考資料となるような写真を貼ります。
・ドイツのクラウスマッファイヴェグマン社がプライムメーカーとなり造り上げたレオパルド2
写真は右側車輛がレオパルド2A4、これをベースに改良された最新版の種類の一つレオパルド2NGが左側車輛(NGとはニュージェネレーションの略です)(一般の車と同じく人気車種は純正/社外品含め改造パーツがたくさんの種類造られますので世界的人気車種の戦車であるレオパルド2の改良版はたくさん存在します)
・既に退役して屋外展示してある61式戦車の写真(プライムメーカーは三菱)
・2011年の富士総合火力演習の時に並べて展示された74式戦車と90式戦車と10式戦車の写真(いずれもプライムメーカーは三菱)
こうして三世代並んでいるのを眺めるとその時代その時代の戦車開発の流行が目で見て判ります。
昔とはガラリと様変わりして今では被弾経始を重視した鋳造の装甲だけでは防御力が全く足りないことを如実に物語っています。
新しい装甲がなく鉄だけの装甲の戦車ではもう通用しない時代になったということでしょう。