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  • 834名無しさん
    2016/04/09(土) 22:03:28 ID:E0ZaQziUO
    日本の場合は現在使用中の救難飛行艇の元になったのがPS-1対潜哨戒飛行艇です。
    ほとんど姿は同じです。
  • 835名無しさん
    2016/04/09(土) 22:10:41 ID:aCDDHGfIO
    >>832

    たぶんですが‥ 私の勝手な推測ですが‥

    アメリカは 本土から遥かに離れてる離島が少ないので 海岸線は長くても 本土から、そんなに遠くまで領海が無いのではないかと‥?

    だいたい 現在の飛行艇の任務は 海難事故による遭難者救助が主であり‥
    日本のように離島が多く、そのため領海面積がとても広くて 本土から距離が遠すぎる為 ヘリコプターでは速度が遅く航続距離も足りない‥
    船では速度が遅すぎて間に合わない‥ って理由から飛行艇を必要とする訳ですから‥

    アメリカは ヘリコプターと船での救助で十分対応できているのではないですかね‥?

  • 836ナーバス
    2016/04/10(日) 22:28:27 ID:.yQOdzaw0
    >>833-835
    なるほどそうですね
    搭乗員救助も潜水艦探索もヘリが主流なんですね
  • 837名無しさん
    2016/04/11(月) 11:04:35 ID:dfLF.EjEO
    日本の場合は太平洋戦争まではいろいろな水上機を作って運用し最終的には川西飛行機が作ったニ式大艇で結実。
    戦後アメリカはこのニ式大艇をテストしてその性能の良さに驚いたといわれます。
    太平洋戦争末期、結局実質的には零戦の後継機的存在になり手ごわさ故にアメリカ軍に警戒感を持って受け止められていた紫電改という戦闘機を作ったことで有名な川西飛行機が作ったニ式大艇は131機+輸送型36機で合計167機生産されました。
    写真は
    ・戦時中のニ式大艇
    ・船の科学館にあった頃のニ式大艇
    ・鹿児島の鹿屋に移設され余生を過ごすニ式大艇
  • 838名無しさん
    2016/04/11(月) 11:11:19 ID:dfLF.EjEO
    戦後二十年ほどたった日本では川西飛行機の後身にあたる新明和がPS-1という飛行艇を作り対潜哨戒飛行艇として運用する予定でしたが実際にはアメリカとの関係を重視してP3Cオライオン対潜哨戒機とHSS-2B対潜哨戒ヘリコプターをアメリカから大量導入することに変更され現在に至りました。
    PS-1は飛行艇なのでスピードも速く長距離進出出来て滞空時間も長く潜水艦ハンターとしてはヘリコプターより遥かに有利でしたが上記の理由により惜しい話ながら大量装備は見送られ救難飛行艇として細々と生産されることとなりました。
    写真は
    ・PS-1対潜哨戒飛行艇
    ・US-1救難飛行艇
    ・US-2救難飛行艇
    です。
  • 839名無しさん
    2016/04/11(月) 11:22:22 ID:dfLF.EjEO
    PS-1そしてUS-1、US-2は太平洋戦争までの技術やノウハウや戦訓の基盤の上に作られ更に戦後の日本の新たな技術開発も搭載してこれを合わせて完成されたものです。
    戦後日本が地道にコツコツと独自に研究開発して新たに盛り込まれたものは波消し装置とスプレーストリップ飛沫抑制装置そしてBLCと呼ばれる動力式境界層制御装置です。
    これらを持つことにより時速90km/hという低速で飛行しても失速を起こさない飛行特性(この良好な飛行特性はあの有名な零戦をも上回るものです)と285mという短距離での離水と330mという短距離での着水を可能にし波の高さ3〜4mでも離着水可能で水陸両用で活躍出来る四発飛行艇になりました。
    世界でもトップクラスの飛行艇になるからにはそれなりの理由があったわけでした。
    ちなみにBLC動力式境界層制御装置を実用化出来ているのは世界的にも本機のみです。

    画像は
    ・BLC動力式境界層制御装置についての資料
    ・波消し装置とスプレーストリップ飛沫抑制装置についての資料
    ・波の高さへの対応能力についての資料
    です。

    これらを見るとただ単に普通に作っただけの中国の水轟5飛行艇が日本製飛行艇には足元にも及ばないことが良くわかると思います。中国は大きさなどを引き合いに出し中国製飛行艇が日本製飛行艇を超えたなどと宣伝しますが現実にはそんな単純な要素だけでは優劣は語れないのです。
    悪天候時には使えない中国製のような救難飛行艇が実用性があるといえるのかということなのです。
  • 840名無しさん
    2016/04/11(月) 11:52:52 ID:dfLF.EjEO
    太平洋戦争中のニ式大艇までは信頼性のある周辺機器や部品が現在に比べれば作れなかったため陸上からの離発着は出来ませんでしたので水上からの離発着のみの運用しか出来ませんでした。
    しかし戦後の日本では平和になり自由な輸出入が出来るようになり材料の品質も良くなり信頼性ある周辺機器や部品が作れるようになりました。
    これによりPS-1以降US-1、US-2においては水上からの離発着だけではなく陸上からの離発着も問題なく行えるようになりました。
    実際に陸上でも水上でも離発着を見れば四発旅客機ほどの大きな機体なのに驚くほど短い距離で実施出来ている現実に圧巻です。
    単座のジェット戦闘機よりも遥かに短い距離ですべてが終了することに自分の目を疑うほどでした。

    写真は
    ・船の科学館にあった頃のニ式大艇
    です。

    当時の日本人が血の滲む努力で作り上げ日本のために太平洋戦争を戦ったニ式大艇の向こうでは平和になった世の中でプールでの海水浴を楽しむ大勢の家族連れや若者たちが収まった一枚の写真。
    良くも悪くも戦後の日本を象徴するかのような貴重な一枚です。
  • 841名無しさん
    2016/04/11(月) 17:21:59 ID:6st7dwMYO

    中国が開発中の新型飛行艇‥

    鮫竜600のモックアップと完成予想図 ‥

    去年 年内初飛行とか言ってましたが‥

    まだですね‥

    開発の進展具合はどうなってるでしょうね‥

    US-2よりデカいらしいですが‥
    中国人は 何でも大きさで勝てれば ライバルを追い越したと思うのか何なのか知りませんけど‥

    潜水艦でも 2012年にイ400より大きい潜水艦造って‥ 通常動力潜水艦の大きさ記録を更新しましたよね‥?

    物のサイズとは‥ それに必要な様々な条件を考慮して決定されるものなのであって‥ 結果 世界一の大きさになる事はあるでしょうけど‥
    最初から大きさを追求するのは見当違いだと思うんですけどね‥?

    彼らは 物作りの本質を間違ってると思います‥

  • 842名無しさん
    2016/04/11(月) 22:16:01 ID:dfLF.EjEO
    最初から大きさを追求するのは見当違い
    同感です。
    自由主義諸国と同じような国になったふりをしてふるまっている現在の中国しかし根本的に諸外国とは違うことを隠しきれない部分がそれなのです。
    個人の自由は無視され共産党がいうことがすべての分野で第一優先とされる共産党一党独裁国家である証拠が露呈しているかたちです。
    共産党は自分たちの存続が一番大切なのです。
    今の中国の軍隊は人民解放軍と名乗ってはいますが中国人民を守り解放する軍隊という意味ではありません。
    そもそも人民解放軍には中国人民を守る義務なんて課せられていないのが事実であり人的規模が多いだけの共産党を守るための党の軍隊なのだというのが現実なのです。
    共産党は党の存続を安泰にするために常に国威発揚を奨励します。
    そのためには世界一大きいことは良く使われるキャッチフレーズになります。
    国威発揚に繋がるものがものの開発の目標になるというのは共産党一党独裁国家の逃れられない性(さが)だといえます。
    党のいうことが第一に優先されその意図に従わない者や期限を守らない者はすべて処罰されます。
    このような変えられない性はやがては国内の不満になり先々は中国共産党自身でも抑え切れない状態になるでしょう。
    本物の自由主義国に脱皮成長出来ない限り将来はいずれにせよ国内の不満は爆発する方向に行くでしょう。中国人民一人一人がこんな不合理で理不尽な現状にいつまで甘んじていられるかがポイントでしょうね。


    写真は
    太平洋戦争中の川西飛行機製のニ式大艇のバリエーションの中の一つで可動式フロートを装備し飛行中は主翼の側に引き上げ主翼と一体化させることの出来るタイプです。
  • 843名無しさん
    2016/04/11(月) 23:02:30 ID:dfLF.EjEO
    考えてみると中国ほど危ない国は世界中に他にはないかも知れません。
    何故かといえば中国共産党が認めたものは当然正しいことだとされ第一優先されるということは非常に危険なことです。
    ある日突然外国に軍隊を進攻させ占領して今日からこの国は中国の持ち物だと世界中に宣言したとしても中国共産党がそれを正しいことだといえば正当化されるという論法になる。
    そういうことなのです。
    今現在はこれまでのところそれを実行していないだけのお話。
    中国の軍隊がいつ何を起こしてもおかしくない条件はかなり以前から整え済みということなので私たち日本人はそのことを自覚しておく必要があります。
    争いごとは何でも話し合いで解決出来るなんて甘っちょろい考え方は持たない方がいいでしょう。


    写真は
    新明和製の救難飛行艇US-1とUS-2の並走シーンです。

    個人的には対潜哨戒飛行艇として運用して欲しいですね。
    何故かといえば飛行艇であればヘリコプターよりも陸上機よりも根気強く長い時間潜水艦を追い詰めることが可能だからです。
    近年海洋進出を推し進める中国海軍の潜水艦の活動が活発化していますから日本周辺も今まさに活発化している現在です。
  • 1970/01/01(木) 09:00:00 ID:???
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